Q1. 地下灌漑システムの特徴は何ですか?

  • 作物に適した地下水位を簡単な操作で素早く設定できます。
  • うね間灌漑にくらべ、少ない数量ではたけ全体に均一にかん水できます。
  • 土地構造(通気性、透水性、保水性を保持)を壊さずにかん水できます。
  • 地表面が乾いた状態でかん水するため、種子や苗の流出が無く、適期に作業ができます。
  • メタンガスの発生を抑制し、地球温暖化に優しいシステムです。
  • 硫化水素や有機酸の発生を防ぎます。
  • 圃場に水を張った時に、水が常に動いているので、ミズミチの伸長に繋がり、暗渠排水の効果があります。
  • 地耐力の向上に繋がります。
  • 地中に空隙が多くなり、酸素の供給量が増えます。有機物の分解が進み、地力窒素の供給が登塾期前に稲に行われ、「たんぱく」含有率が減少し、食味の向上に繋がります。
  • 稲の直播が可能になり、農作業の省力化、コスト削減、暗渠管の清掃の役割を果たします。
  • 水が瓦チップで充填されている暗渠管を通ってかん水されるため、水質が浄化されると同時に、瓦チップのケイ酸分が溶出し作物の生育促進につながります。
  • 地下から水を入れることにより、暗渠管の目詰まりや、土中亀裂のミズミチの目詰まりが解消されます。
  • 用水から流入してくる種子は田面に到達することがないために、雑草対策になります。

Q2. 瓦チップの特徴は何ですか?

  • 直播OK
  • 干ばつに強い
  • 生育促進
  • 暗渠排水に強い
  • 雑草が生えにくい
  • 環境に優しい

Q3. 暗渠排水、地下灌漑以外で、農地改良に有効な点は何ですか?

有効です。瓦チップは、ケイ酸を多く含んでいます。ケイ酸は水に溶けている鉄と反応して、鉄の酸化沈着をさまたげる効果があります。
ケイ酸の不足した水田は「老朽化水田」と呼ばれ、日本の多くの圃場がこの傾向にあります。
ケイ酸は作物の茎に生長に必要な栄養で作物の倒伏を押さえます。
石川県立大学 長谷川先生によると、廃瓦を使用した場合、通常の3割増しで収穫ができる実験結果もあります。

Q4. 暗渠排水に使う瓦はどのくらいの大きさがいいですか?

廃瓦が細かすぎると透水性が悪く、起きすぎると土が混入して疎水効果が悪くなります。
実用した例を参考にすると、9mm~30mmが農業用疎水材として適していることが判っています。

Q5. 道路舗装、歩道舗装時の雑草を防ぐ効果はありますか?

防草剤と同じ効果があります。地表に瓦チップを100mmほどの厚さ敷き詰めると雑草は生えにくくなります。生えても根付かないため除去は容易です。

Q6. 瓦チップはどのように作られますか?

建築物の解体業者から回収した廃瓦を破砕機で砕いたものが瓦チップです。規格で示したように混入物が無いよう厳密に管理されます。

Q7. 瓦チップが安価な理由は何ですか?

本来は捨てられていた廃瓦に、我々は高い付加価値を発見しました。
廃瓦は年に、150万トンから200万トン発生します。その中で4%しか再利用されておらず96%は捨てられています。もとは貨幣価値のない96%廃瓦を再生資源としているため安価になります。

Q8. レンガ、ブロックのような形状の製品はありますか?

ポーラスコンクリートと同じ形状のものがあります。
通所の舗装の3倍の強度があります。瓦チップをブロック状にするための材料は100%無機を使用し、循環型リサイクルを実現しています。