瓦チップを暗渠材として使い、地下水位を素早く調整できる地下灌漑システムです。瓦チップは9mm~30mmを使うと大変水はけがよくなり生育が促進されます。地下灌漑システムは取水施設から本暗渠に直接水を流し、地下から灌水する方法です。
農地改良をするうえで、瓦チップを暗渠排水材に使用すると最適です。
暗渠排水とは、農地の排水不良を解消するために土中に透水性の管を埋めて水田の乾田化を促進する地下排水です。
暗渠排水材にはモミガラが多く使われてきましたが、温室効果ガス発生と耐久性劣化が懸念されてきました。
瓦チップはこれらの課題を解決した暗渠排水材に最適な素材です。

  • 雑草が生えにくい
  • 環境に優しい
  • 暗渠排水に強い
  • 生育促進

暗渠排水とは?

 暗渠排水(あんきょはいすい)とは、水田を必要なときに乾田化するための方法です。
水田に、水をしみ出させる地中管を埋設します。必要なときに地中管の一端を解放して水田中の水を抜きます。収穫や耕耘時に農業機械の使用を容易にします。
暗渠排水多くの湿田に農業機械の導入ができるようになり、耕作可能面積が増えた実績もあります。
地中管の周囲に目詰まりを防ぐために脱穀後の籾殻を埋設することが多いのですが、資源寿命や温暖化問題等で埋設する資材が見直されています。瓦チップは透水性に優れた環境循環型資材であり暗渠排水の設置に最適な資材です。
暗渠排水工事の支援も瓦チップ研究会で行っています。

雑草抑制・ガーデニング(粒度5mm~13mm)

 名古屋工業大学准教授、上原匠氏と全国の瓦の品質を調査し、瓦チップにした場合に一定の品質が確保できることを確認しました。
瓦チップ研究会では、暗渠排水の疎水材として粒度が最適な9mm~30mmの瓦チップについて
「瓦チップ30」
と名付け、以下の規格にしました。

製品名 瓦チップ30
販売価格 全国統一価格(輸送費、諸費用別途)
荷姿 ① バラ
② フレコン
粒度 9mm~30mm
精度 9mm~30mm粒度分布が90%以上であること
異物混入していないこと
試験成績表を添付 ・ 材料試験
・ JGS0051 地盤材料の工学的分類
・ JIS A1204 土の粒度試験(粒径加算曲線)
・ JIS A1218、JIS 0311 土の透水試験(定水位)
・ 土壌環境基準による溶出試験
・ 各試験成績表には瓦チップ研究会の認証マークを捺印のこと

※他の粒度の瓦チップも、今後順次規格化していきます。